2018年 09月 08日
今月も台風の中の出張でした |
台風が上陸した火曜日の朝に東京ミーティングへ向かいました。(先月も台風と共
に東京から帰った様な憶えが、、、。)
いつも休業を連絡してくれるカフェも「臨時休業」の張り紙がドアに貼ってあり、
私は緊急時を理解し、皆んなに場所変更のメールをしました。ミーティングでは
いくつかの課題について話し合いました。
そして私が職人のNさんのところで修業をすることを伝えると皆んな驚いていま
した。私が修理技術を身につける事で靴や革(製品)のプロデュースやお客様への
対応がより深く、良い物になる事に繋がると思ったのがきっかけでした。革包丁
を研ぐ修業から始まるので、今、古い包丁のサビ落としを行っています。
昨日、宇出津で受け取った研がれた3本の剪定ハサミと特注の鉈が私の修業と関
係している様に思いました。
鉈は息子への来年の卒業・就職祝いの品で、レフティーさんにこの後ケースを作
ってもらうつもりです。
今回のミーティングでは、夜の飲食会を予定していて、馴染みの韓国料理店に私
を含めた9人が集まりました。私は岡ちゃんとジェームスと涌井君と同じテーブ
ルでゆっくり話をして、若いコーちゃんとミサキちゃんは常ちゃん、高野、遠藤
君のテーブルで、楽しく交流している様でした。
店内の小さなテレビに台風のニュースがずっと流れていて、金沢や輪島の千枚田
の中継があると、皆んな心配そうに声を掛けてくれました。店を出てから遠藤君
にお願いしているKO-N9の新デザインのローファーの試作の経過とチゼルトゥの
KO-11の試作について報告を受けました。ローファーはかなり難しく、時間が掛
かっていますが、良い靴にしようとしている遠藤君の思いを感じて期待が膨らみ
ました。
夜はかなり風が強くなって来たので、私は一人でホテルに向かいましたが、ホテ
ルの前の店でまたじっくり飲んでしまいました。
木曜日の朝、5時に起きて金沢に帰る準備をしながらテレビを付けると、北海道
の地震のニュースが入りました。新幹線の中で娘に「荷物を取りに来るのなら、
駅まで車で送るよ。」という内容で連絡したら「(送らなくて)大丈夫、飛行機欠
航になった。」と返事がありました。土曜日に札幌から帰省して、日曜日に二人
で食事に行きましたが、別れて2年以上になるのに、娘も息子も未だに「自分の
部屋の物」を取りに来ています。
木曜日も何かを取りに来て札幌に帰るところで、地震にあわずに済みましたが、
学校や友人の事が心配なのだと思います。被害状況の把握と早い復旧が求められ
ています。
2011年の北陸中日新聞の連載「ちびまる子ちゃん」の「日本は大丈夫だよね」
のまる子の言葉をつい最近思い出したばかりです。さくらさんも西の空から復旧
の応援をしてくれていると思います。西城秀樹と一緒に。
履かれていたラコタを修理に出されて颯爽と帰られました。
私はそんな店である事がとても嬉しいです!
使うワクワク感がいっぱいです!
カラス仕上げのソールにメリーソール、化粧ゴム仕様です。
ミッドソール無しのビブラムソール仕様で柔らかさを演出しました。
しました。デュプイ・シャトーブリアンでライニングの前を白ヌメ、ミッド無しの
ビブラムソールでより柔らかく丈夫な靴になりました。
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by kokon-y
| 2018-09-08 18:59
| Diary