2018年 03月 10日
若人 |
いや〜、一昨日の早朝から東京、金沢、輪島、金沢と移動しましたが、ずっと
雨でした。これで少しずつ暖かくなると思うと雨も良いですね。
東京ミーティングでは仮縫い後の本番の靴製作の打ち合わせや、常ちゃんと高
野のそれぞれの新ラストについてや、それについての靴調整について私の考え
を伝えて方向を決めました。
高野は相変わらず「ココンさん、鋭いわ〜。」とラストの具合の変化を当てた
私に関心していました。「これから気を付けなきゃ。」と今さらに反省する高
野が可笑しかったです。
ミーティングでは靴職人の小林晃太さんも参加して、私達は翌日会って飲む約
束をしました。小林さんの目線や考え方を通して高野や常ちゃん、ジェームス
について改めて知る事もあり、また若い彼の純粋な思いや、不安も知る事が出
来、一緒に靴と人の関わり合い等についても話をした様に思えて良い時間を過
ごしました。(途中で酔っていたので、、、。)
実はミーティングの前日に久し振りに子供達と会って食事をしました。娘の高
校卒業と8日の息子の誕生日を祝いました。息子は寿し店でバイトをしている
そうで、その話をたくさんしてくれました。昔から魚を釣ったり、捌くのが好
きで、勿論食べるのも大好きなので良いバイトを選んだと私も喜びました。
また娘は、私が東京にいる水曜日に電話をしてきて「受かったよ!」と大学合
格の連絡をくれました。私は「おめでとう!!よかったな〜!よかった、よか
った!ありがとう!」と大喜びでした。彼女は北海道に行く事になったのでし
た。
昨日の朝は輪島の県立漆芸美術館で、輪島塗保存会の技術伝承を受けている職
人の成果作品の展示を観ました。「これ、私がしたんです!」と若い女性が説
明してくれて、その人は友人の九尾君の指導で「呂色」を修業しているそうで
した。私達は行程が多く、またその技術がそれぞれに高いものでなければなら
ない伝統工芸の製作について話をしました。彼女は「(呂色仕上げによって)ピ
カッ!とするのがイイんですよ!」と笑顔でした。どこにでも難かしい現状は
あるものですが、ひた向きに頑張っている彼女に嬉しく感じました。
今週は子供達から始まり、何人もの若い人達と出逢いました。それがとても嬉
しい1日1日でした。
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by kokon-y
| 2018-03-10 18:37
| Diary