2016年 12月 19日
「遠方からのお客様」 |
今日は天気も良く、あたたかく感じましたね〜。
自転車のタイヤに空気を入れて気持ち良く店に出勤しました。
木曜日は輪島からの出勤で雪が少し積もり、その日の夜中から
金沢でもドカンと雪が積もりました。
覚悟をして“ママダンプ”を出して、
スコップでも雪かきをしましたが一日で済んでホッとしました。
でも冬なんですから北陸の雪は当たり前ですよ〜。
昨日の夕方に珍しいお客様が来店されました。
香港のL様カップルです。
初来店は8年か9年前でアバンティの川村さんがまだ店にいたと思います。
何組かのお客様が来店されていて、お2人はスッと入って来られて
ハンドメイドの靴の前で止まられたのです。
そして紙に「39、6.5」と書かれたので私は手に取られたDundeeの
ブラックカーフの9分仕立をお持ちして履いて頂きました。
L様は真直ぐ立たれて、何かを確かめられたかと思うと
ニッコリ笑われて「ハウマッチ?」とたずねられるので、
私が紙に価格を書き示すと「オーケー、サンキュー!」とカードを差出されたのです。
次の来店は2010年の1月で加賀温泉でのパーティーに出席され
1日時間が出来たので来る事が出来たと言われ、
10分仕立の4アイレットHollyheadと彼女にも同じモデルのBerryの9分を購入されたのです。
そしてお父様にDouglasのブラックカーフの9分仕立をオーダーされ出来上がりを香港にお送りしたのです。
その時彼女は「この靴は東京に売っていますか?」とたずねられ
私は「申し訳ありませんがここだけの品物になっています。」と
ブランドステイタスを確かめられたのだと思いお伝えしました。
ところが「すばらしい!私達はオンリーワンに出逢うラッキーを
持っていたんだわ!」(英語)と喜ばれたので私はびっくりしました。
そして私達とお2人がとても近くなれたように感じました。
その後もL様とお母様らしき方が一度来店され、
英国の有名メーカーの靴より履きやすくいつも利用していると笑顔で
話して下さったのでした。そして昨日、お2人はめでたくご結婚されたことを
報告して下さり仲良くラコタを購入され、5アイレット、カールフロイデンベルグの
Holyhead.K10分仕立をオーダーされました。
購入された2足のハンドメイド靴を月火、木金とローテーションして下さっていることを
楽しそうにL様は話して下さいました。
仲良く帰られるお2人を見送りながら、うれしさが込上げている私でした。
翌日高野に電話が繋がらないので、考えたら、上海かどこかでトランクショーをするって
言ってたように思い出しました。
私は絵型を書いて準備をしました。
※写真は後日アップします。
by kokon-y
| 2016-12-19 19:26
| Diary