2014年 05月 16日
JOE WORKS 訪問 |
新緑の季節の出張の朝、金沢は雨上がりでした。
車窓から見える景色は山や木々の輪郭がハッキリして、
その上にあるどんよりとした雲と共にまるで油絵が現れたようでした。

13日の朝。魚津の海から能登を望む。

とても海を近く感じる景色に1人顔がほころびました。
魚津を通過するとき、水平線にハッキリと能登半島が確認出来、わが故郷をずっと眺め続けました。
今回のミーティングは「ジョーワークス」訪問とその創業祝&KOKON新スタッフの藤江君の紹介等を予定していて、楽しみな事がいっぱいでした。
東京駅で待ち合わせた涌井君からまず近況報告を受け、
いくつかの質問にアドバイスをしました。
グロスターロードはオープンして2ヶ月ちょっとなのに、
JOE等の発注残が30足以上あり、とても頑張っています。
しかし、名古屋は昨年の好調をずっと伸ばしていて、
私の手書きの発注残リストには客注中心に40足以上が書き込まれ、
ズシッと重いものでした(金沢でもJOEの客注残は50足以上ありました。「がんばれ!立つんだジョー!」)。

あの〜、写真なんですけど。。。
ミーティングでは高野にO様のレディースのローファー、
T様のカールのKingston,10分仕立てのオーダーについて打ち合わせて、
常ちゃんにはアバンティのオーダーとS様のダブルモンクの10分について打ち合わせしました。
そして、どっさりあるジェームスへのオーダーの打ち合わせには高野らも驚いているようでした。
またKO-9の工場ラインの初サンプルの片足を持ち込んで皆にも見てもらった所、
特に高野は「これ、やり過ぎですよ。。。こんなのやっちゃ困りますよ。」と
思わずこぼれるほど岡ちゃんの底付けはすばらしかったです(後に工場を初訪問した時に、大きな釣り込み気を目にしましたが)。
彼らはほとんど手釣り込みで製作しているので、今までにないKO-1やKON-1のフィットが実現されているのでした。
今月25日に新竪町で行う「新竪コーヒー大作戦」にKOKONで「バッハブレンド」をサービスする事の了承も得て、それから「ジョーワークス」に皆で向かいました。
シャッターを上げた時、エプロンをした岡ちゃんと遠藤君の笑顔がありました。
そして裁断機、釣り込み機等の機械類が目に入ってから、
すぐ横の紙袋の中のアッパーに気がつきました。
イルチアのフレンチブルーの417のアッパーでした。
「これは!」それから棚に福井のS様の414や富山のH様のチロリアンの修理靴、
東京N様の421のネイビーコードバン等が目に飛び込んで来て、
「うちの靴ばっかりだ。」と感動に目がウルッとなると同時にジョーワークスの3人に心から感謝の思いが沸いて来ました。

くせ付けに出すアッパーを発見!イルチアだ! ジョーワークスにて。

修理に混じって底付けの409が。

先月入った裁断機。入れるの大変だったって!

東京のN様の421だ!うれし〜っ!

ソールやコルクが棚に。仕事場に感動です!
その気持ちは夜の宴会の時も皆に伝え、
藤江君の紹介と私のバースデー・イヴに乾杯してもらいました。
その日、青山や新宿、銀座、浅草の靴屋を訪問した藤江君に遠藤君やジェームスが声をかけてくれ、話をしていました。
高野とも話をして、翌日クレマチスにも行くようでした。
涌井君は早くに「ご飯」をたのみ、その後皆より早くまったりしてペースダウンするのでした。

左から藤江君、ジェームス、高野。
食べて呑んで語らって。

もう食べる気力を無くもなく、ただ笑うだけなのだ。涌井君!
激食の後、横浜の友人の所に泊まる藤江君と涌井君は同じ方向で、
高野とも別れて、私とジョーワークスの3人でもう1軒行きました。
皆がそれぞれの思いを語り、私も語りました。
彼らが自分達の靴を作る為に創業したのは当然で、
私もKOKONの靴を作ることに協力してもらえる事をたのみ、サポートを約束しました。
私はずっと一緒に靴作りをして行きたいと望んでいますが、
彼らの夢があることも考えています。
大切な仲間だと言う事が私達を確かに結んでいると思います。
とても、とても楽しい夜でした。
翌日、上野駅で「ラスト06」を買って新幹線に乗り込み、午前中に越後湯沢に着きました。
そして荷物を駅に預けて「駒子の湯」でゆっくり湯につかりました。
お昼は馴染みの「味らく茶や」で過ごして1時半の特急に乗りました。

温泉の後、100円玉2個で私をほぐしてくれる大好きな椅子♡

風呂上がりはやっぱり。「味らく茶や」にて。

フキノトウ、ウド、コシアブラ

米の水

野菜だけの「けんちん汁」

米の水おかわり♪

あけびの新芽が美味しい!

取って来たばかりのアケビの新芽。

ごちそうさまでした!
54年前、隅田川で産湯を浸かった私が輪島の家に連れて行かれたのはそれから5ヶ月後だったそうです。
魂を預けた場所を行き来している私を西の空で嬉しそうに見ているのだろうか。
「元気でやっているよ!」
車窓から見える景色は山や木々の輪郭がハッキリして、
その上にあるどんよりとした雲と共にまるで油絵が現れたようでした。


魚津を通過するとき、水平線にハッキリと能登半島が確認出来、わが故郷をずっと眺め続けました。
今回のミーティングは「ジョーワークス」訪問とその創業祝&KOKON新スタッフの藤江君の紹介等を予定していて、楽しみな事がいっぱいでした。
東京駅で待ち合わせた涌井君からまず近況報告を受け、
いくつかの質問にアドバイスをしました。
グロスターロードはオープンして2ヶ月ちょっとなのに、
JOE等の発注残が30足以上あり、とても頑張っています。
しかし、名古屋は昨年の好調をずっと伸ばしていて、
私の手書きの発注残リストには客注中心に40足以上が書き込まれ、
ズシッと重いものでした(金沢でもJOEの客注残は50足以上ありました。「がんばれ!立つんだジョー!」)。

ミーティングでは高野にO様のレディースのローファー、
T様のカールのKingston,10分仕立てのオーダーについて打ち合わせて、
常ちゃんにはアバンティのオーダーとS様のダブルモンクの10分について打ち合わせしました。
そして、どっさりあるジェームスへのオーダーの打ち合わせには高野らも驚いているようでした。
またKO-9の工場ラインの初サンプルの片足を持ち込んで皆にも見てもらった所、
特に高野は「これ、やり過ぎですよ。。。こんなのやっちゃ困りますよ。」と
思わずこぼれるほど岡ちゃんの底付けはすばらしかったです(後に工場を初訪問した時に、大きな釣り込み気を目にしましたが)。
彼らはほとんど手釣り込みで製作しているので、今までにないKO-1やKON-1のフィットが実現されているのでした。
今月25日に新竪町で行う「新竪コーヒー大作戦」にKOKONで「バッハブレンド」をサービスする事の了承も得て、それから「ジョーワークス」に皆で向かいました。
シャッターを上げた時、エプロンをした岡ちゃんと遠藤君の笑顔がありました。
そして裁断機、釣り込み機等の機械類が目に入ってから、
すぐ横の紙袋の中のアッパーに気がつきました。
イルチアのフレンチブルーの417のアッパーでした。
「これは!」それから棚に福井のS様の414や富山のH様のチロリアンの修理靴、
東京N様の421のネイビーコードバン等が目に飛び込んで来て、
「うちの靴ばっかりだ。」と感動に目がウルッとなると同時にジョーワークスの3人に心から感謝の思いが沸いて来ました。





その気持ちは夜の宴会の時も皆に伝え、
藤江君の紹介と私のバースデー・イヴに乾杯してもらいました。
その日、青山や新宿、銀座、浅草の靴屋を訪問した藤江君に遠藤君やジェームスが声をかけてくれ、話をしていました。
高野とも話をして、翌日クレマチスにも行くようでした。
涌井君は早くに「ご飯」をたのみ、その後皆より早くまったりしてペースダウンするのでした。

食べて呑んで語らって。

激食の後、横浜の友人の所に泊まる藤江君と涌井君は同じ方向で、
高野とも別れて、私とジョーワークスの3人でもう1軒行きました。
皆がそれぞれの思いを語り、私も語りました。
彼らが自分達の靴を作る為に創業したのは当然で、
私もKOKONの靴を作ることに協力してもらえる事をたのみ、サポートを約束しました。
私はずっと一緒に靴作りをして行きたいと望んでいますが、
彼らの夢があることも考えています。
大切な仲間だと言う事が私達を確かに結んでいると思います。
とても、とても楽しい夜でした。
翌日、上野駅で「ラスト06」を買って新幹線に乗り込み、午前中に越後湯沢に着きました。
そして荷物を駅に預けて「駒子の湯」でゆっくり湯につかりました。
お昼は馴染みの「味らく茶や」で過ごして1時半の特急に乗りました。









54年前、隅田川で産湯を浸かった私が輪島の家に連れて行かれたのはそれから5ヶ月後だったそうです。
魂を預けた場所を行き来している私を西の空で嬉しそうに見ているのだろうか。
「元気でやっているよ!」
by kokon-y
| 2014-05-16 16:11
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