2013年 12月 12日
修理靴とそのオーナーが教えてくれた |
火曜日の朝、奥さんを駅西に送る途中、
金沢城の周りでたくさんのパトカーを見ました。
「金沢城に偉い人でも来るのかな?」
その後、ラジオを聴いているとその偉い人はなんとクマだったのです!
尾崎神社から金沢城の壁を登って行ったそうで、
爪の跡が残っていたとアナウンサーは言っていました。
私は「全国の労働組合がこぞってお参りに来るだろうな。。。」と思いました。
だって、クマが上がって行った神社は「ベア・アップ」のご利益がある。。。
なんて思いながら心で「よし!」とガッツポーズをするアホな私でした。
昨夜はP.F.Uの長谷川社長と松田秘書、えり華の花岡社長、日本画家の古澤さん、そして私達夫婦とで忘年会をしました(おごってもらっちゃった♡)。
その日はP.F.U主催のチャリティークラシックコンサートの収益金を金沢市の「工芸、物づくり」支援に利用してもらう為、長谷川さんが市役所を訪れ、直接山野市長に渡されたそうです。(今日新聞を見たら今までの寄付は総額2千万円以上になると書かれていました)
工芸王国の金沢はこのようなことからも支えられているんだなあと改めて感動しました。
集まった私達は皆「物づくり」で繋がっていたのです。
私が今日(こんにち)のように、靴を中心とした物づくりと独自のサービスを行う事になったきっかけのひとつに靴修理を扱って来た事があります。
昔から修理靴を持って来られる方からは色んな話を聞く事がありました。
「ここが形崩れしていやだ!」
「この部分ってもうやばい?」
「この革、いい味が出て来て好きなんだよな〜〜」
「この靴こらも大事にしたいからお願いね!」など
使っている方の今の想いや、希望、
そして靴の部所の経年変化の度合いから解る革や材料の耐久性、
履いている人に与える感触や感覚が
どの革がどのように加工されたかによって
人はどのような価値観を持つのかが数多く伺う事が出来るのです。
そして私はそのデータからどのような修理がその靴に良いのか、
どのような修理がオーナーにとって喜ばれるのか、
またどのような靴を造ったらお客様は喜ばれるのかのヒントをつかんでいます。
そこから私はどのような革や素材がどのように加工され、組み合わされると
どんな効果が生まれるのかを考えて革を探し、発注し、買い付け、職人に相談します。
そしてお客様にオーダーやお買い上げ頂き、その靴の修理が来る頃に、、、、。
子供の頃はそんなに勉強は好きではなかったのに、今は教わる事がとても楽しい私です。
それは人の喜びの嬉しさや、教わった事からで北事が必ず人の役に立つ事に、私の中の正義感がいつも刺激されているように思います。
それが人に大切な「仁」であり、「義」であることを私は知っているのです。
近くの老舗書店に勤めるY様のエシュンをオールソールしました。
16年前に当店でご購入下さった靴で、エシュンから(この革ではありませんが)その後デジャーマンのスポルトレザー(オイルカーフ)の素晴らしさを発見する事が出来ました。
デジャーマン社だと判ったのは7年前の事でした。
セントラルの初期のKOKONオリジナル。
H様はグラスファイバー入りのヒールゴムがお気に入りです。
ご常連のS様は勤務先の広島から修理を送って下さいます。
407をオールソールしました。
輪島の後輩のH様のトレーディングポストブランドのチャッカーブーツ(多分クロケットです)レザーのダブルソールをミッドソール(革)を残してビブラムでオールソールしました。
このブーツも17年くらい前に当店購入です。
金沢城の周りでたくさんのパトカーを見ました。
「金沢城に偉い人でも来るのかな?」
その後、ラジオを聴いているとその偉い人はなんとクマだったのです!
尾崎神社から金沢城の壁を登って行ったそうで、
爪の跡が残っていたとアナウンサーは言っていました。
私は「全国の労働組合がこぞってお参りに来るだろうな。。。」と思いました。
だって、クマが上がって行った神社は「ベア・アップ」のご利益がある。。。
なんて思いながら心で「よし!」とガッツポーズをするアホな私でした。
昨夜はP.F.Uの長谷川社長と松田秘書、えり華の花岡社長、日本画家の古澤さん、そして私達夫婦とで忘年会をしました(おごってもらっちゃった♡)。
その日はP.F.U主催のチャリティークラシックコンサートの収益金を金沢市の「工芸、物づくり」支援に利用してもらう為、長谷川さんが市役所を訪れ、直接山野市長に渡されたそうです。(今日新聞を見たら今までの寄付は総額2千万円以上になると書かれていました)
工芸王国の金沢はこのようなことからも支えられているんだなあと改めて感動しました。
集まった私達は皆「物づくり」で繋がっていたのです。
私が今日(こんにち)のように、靴を中心とした物づくりと独自のサービスを行う事になったきっかけのひとつに靴修理を扱って来た事があります。
昔から修理靴を持って来られる方からは色んな話を聞く事がありました。
「ここが形崩れしていやだ!」
「この部分ってもうやばい?」
「この革、いい味が出て来て好きなんだよな〜〜」
「この靴こらも大事にしたいからお願いね!」など
使っている方の今の想いや、希望、
そして靴の部所の経年変化の度合いから解る革や材料の耐久性、
履いている人に与える感触や感覚が
どの革がどのように加工されたかによって
人はどのような価値観を持つのかが数多く伺う事が出来るのです。
そして私はそのデータからどのような修理がその靴に良いのか、
どのような修理がオーナーにとって喜ばれるのか、
またどのような靴を造ったらお客様は喜ばれるのかのヒントをつかんでいます。
そこから私はどのような革や素材がどのように加工され、組み合わされると
どんな効果が生まれるのかを考えて革を探し、発注し、買い付け、職人に相談します。
そしてお客様にオーダーやお買い上げ頂き、その靴の修理が来る頃に、、、、。
子供の頃はそんなに勉強は好きではなかったのに、今は教わる事がとても楽しい私です。
それは人の喜びの嬉しさや、教わった事からで北事が必ず人の役に立つ事に、私の中の正義感がいつも刺激されているように思います。
それが人に大切な「仁」であり、「義」であることを私は知っているのです。
16年前に当店でご購入下さった靴で、エシュンから(この革ではありませんが)その後デジャーマンのスポルトレザー(オイルカーフ)の素晴らしさを発見する事が出来ました。
デジャーマン社だと判ったのは7年前の事でした。
H様はグラスファイバー入りのヒールゴムがお気に入りです。
407をオールソールしました。
このブーツも17年くらい前に当店購入です。
by kokon-y
| 2013-12-12 17:53
| Repair