2013年 07月 04日
小さな靴 |
今朝、加藤登紀子さんがポーランドを旅するテレビ番組を見ました。
「今日は帰れない」
という曲のルーツを探ると言う内容です。
そして、衝撃のシーンが私を待っていました。
それは、今もナチス・ドイツの強制収容所アウシュビッツ内に残されている何万足もの靴でした。
それらは処刑前に履いていた(脱がされた)もので金網の中にぎっしりと詰まっていました。
特に小さな靴がかたまっている場所を説明されるシーンでは目の奥がきしむのを私は感じました。
数年前に友人の西房君が一冊の「ナショナル・ジオグラフィック」を私に持って来てくれました。その中に「靴をめぐる九つの物語」と言うテーマで、マノロ・ブラニク、ヴィヴィアン・ウェストウッド、オルガ・ベルルッティの靴について、また英国のノーザンプトンとカナダのトロントの靴博物館での取材が掲載されていました。
私はトロントの博物館に収蔵されているというブロンズでかたどったアウシュビッツで死んだ子どもの靴の写真を思い出しました。
そして今日、当時履かれていたあまりにも多くの、そのままの小さな靴を私は一度に目に焼き付けました。。。。。
「ナショナル・ジオグラフィック」の中には「ロシアの作家ゴーリキーも、丈夫な靴は『横っ面を張り飛ばすよりも、社会主義の勝利にとってためになる。』と書いている。それに何より、美しい靴には見る者の心を奪う力がある。」とも書いてあった。
私は社会主義ではないが、丈夫な靴、履き心地の良い靴を作り、提案する。
そしてお客さんが持ち込んだ靴はなんでも修理を受ける(一部出来ない物もあります)。
それは、靴が直る事、靴が履ける事に希望があると思うからです。
子どもの靴、大人の靴、男の靴、女の靴、色んな靴が直ると色んな人が喜んでくれます。
今日も靴を提供し、靴を履き続けられるように修理し、磨く私です。
〜これからを担う若き靴修理職人達に捧ぐ〜
最近この手編みのキノコにハマっています。
サボテンもあるよ。
娘の同級生ジュンコちゃんのパパの靴です。
ジュンコパパは単身赴任で愛知にいて、以前私に「これから寂しい。。。」と言っていました。
キレイに修理してピカピカに磨いて少しでも元気になってもらいたいです。
「今日は帰れない」
という曲のルーツを探ると言う内容です。
そして、衝撃のシーンが私を待っていました。
それは、今もナチス・ドイツの強制収容所アウシュビッツ内に残されている何万足もの靴でした。
それらは処刑前に履いていた(脱がされた)もので金網の中にぎっしりと詰まっていました。
特に小さな靴がかたまっている場所を説明されるシーンでは目の奥がきしむのを私は感じました。
数年前に友人の西房君が一冊の「ナショナル・ジオグラフィック」を私に持って来てくれました。その中に「靴をめぐる九つの物語」と言うテーマで、マノロ・ブラニク、ヴィヴィアン・ウェストウッド、オルガ・ベルルッティの靴について、また英国のノーザンプトンとカナダのトロントの靴博物館での取材が掲載されていました。
私はトロントの博物館に収蔵されているというブロンズでかたどったアウシュビッツで死んだ子どもの靴の写真を思い出しました。
そして今日、当時履かれていたあまりにも多くの、そのままの小さな靴を私は一度に目に焼き付けました。。。。。
「ナショナル・ジオグラフィック」の中には「ロシアの作家ゴーリキーも、丈夫な靴は『横っ面を張り飛ばすよりも、社会主義の勝利にとってためになる。』と書いている。それに何より、美しい靴には見る者の心を奪う力がある。」とも書いてあった。
私は社会主義ではないが、丈夫な靴、履き心地の良い靴を作り、提案する。
そしてお客さんが持ち込んだ靴はなんでも修理を受ける(一部出来ない物もあります)。
それは、靴が直る事、靴が履ける事に希望があると思うからです。
子どもの靴、大人の靴、男の靴、女の靴、色んな靴が直ると色んな人が喜んでくれます。
今日も靴を提供し、靴を履き続けられるように修理し、磨く私です。
〜これからを担う若き靴修理職人達に捧ぐ〜
最近この手編みのキノコにハマっています。
サボテンもあるよ。
娘の同級生ジュンコちゃんのパパの靴です。
ジュンコパパは単身赴任で愛知にいて、以前私に「これから寂しい。。。」と言っていました。
キレイに修理してピカピカに磨いて少しでも元気になってもらいたいです。
by kokon-y
| 2013-07-04 17:07
| Repair