2014年 09月 16日
若き靴職人との交流 |
秋空の中、今月最初の3連休は皆さんいかがお過ごしでしたか?
金沢では金曜日の前夜祭から4日間、
「金沢ジャズストリート」が催され、
街中にジャズやブルースの音が響いていました。
私は土曜日の夕方にM.M.B.B.(モーニングムスコブルースバンド)の
香林坊109前のライブを楽しみ、
その後留守番をしてくれた藤江君とバイトのダイキと一緒に
バンドの打ち上げに参加して、「新天地」会場のライブにも皆で出掛けました。
M.M.B.B.のライブは最高でした!杉さんも伊藤ちゃんも、岩本ちゃんも「ラコタ」を履いての出演でした!
伊藤ちゃんのギターはスゴかった!「ラコタ」もカッコイイ?
それからリードギターの伊藤ちゃんとダイキともう一軒飲んでから
「もう少しギターが弾きたい。」という伊藤ちゃんとサボテン食堂に行き、
赤ワインでシメながら伊藤ちゃんと岩本ちゃんのギターを聴いていました。
「上手いだけじゃなくて、本当に好きなんだな〜。」
とその夜もしみじみ思う私でした。
その前日(金曜日)の夕方、地元の福井で
ジョン・ロブのアウトワーカー(底付け)を
請けている橋本君が来店しました。
彼は同郷の友人でギルド(浅草)の生徒の木下君と一緒で、
その夜は他の靴職人らと金沢で飲む予定だという事でした。
「誰か来るの?」と私が尋ねると「小関君と立野さんです。」
と言うので、
「僕も一緒にいい?」「え〜!もちろんです!」
とその夜は藤江君も一緒に皆で飲む事になりました。
橋本君と飲むのも初めてです。
小関君は「ヒロ・ヤナギマチ」で靴職人として勤めていて、
金沢が地元の彼は昔何度か店に来た事がありました。
お父さんには安藤製靴のKOKONオリジナルを御購入頂いていました。
立野さん(女性)は地元金沢で靴工房を開いていて、
7月末初めてKOKONに来店されました。
その時はラストが入った自作のボタンブーツを私に見せて下さり、
ライニング革についての相談を受けたので、
私は彼女の作品に合いそうな革とその仕入れ問屋の担当を紹介しました。
8月の東京ミーティングから戻ると彼女から
丁寧なペン書きされた御礼のハガキが届き、
「誠実な女性(ひと)だな〜」と感じたのを憶えています。
橋本君はロブの仕事の仕上げ用に江戸屋の山羊毛ブラシを買って、
「(飲みに行く)場所が決まったら連絡します。」と木下君と出掛けました。
集合場所は老舗のスペイン料理店で私も昔何度か行った店でした。
店には立野さんも来ていて、その後小関君も現れました。
皆ウチの店以外で会うのが(それも飲み会で)初めてで、
お互いにちょっと照れていましたが
飲み始めるとお互いの質問や靴話に一気にほぐれました。
特に小関君と藤江君は何やらずっと話し込んでいました。
立野さんはおすすめのライニング革で
オーダー靴を作ったのが良かったということや、
橋本君の紹介で今月末からロンドンのジェイソン(エムズベリー)の所に
レクチャーを受けに行く事などを話してくれました。
橋本君には以前高野がイギリスに行った時も、
とてもお世話になっていましたが、
その世話好きに「やるな〜!」と感心する私でした。
2次会に私は皆をサボテン食堂に誘い、
小関君、橋本君、木下君が参加しました。
皆それぞれに職人環境や芸術性の探求など、
将来(未来)への想いを語り、私も熱く聞き、話しました。
それはとても楽しい時間でした。
サボテン食堂でM.M.B.B.の練習を聴きながらの飲み会。
左から、小関君、私、橋本君、木下君。
4人分のジャンボ焼きソバ!!
帰りの夜道は4人で話をしながら歩きました。
生き物の皮をいただいて加工される革。
その革の力、加工された革製品が人の助けや力となる為の加工に
私はこだわりを持ちます。
人にとって「その力」の影響がどうか善い物になるように、
この若き職人たちの未来が素晴らしい仕事に向かって行く事を願います。
*1次会の店は「KOKON15周年パーティー」を行った
柿の木畠の界隈にありました。
来年の秋に予定している「20周年パーティー」に
「皆で靴サミットをしよう!」
と外に出てから橋本君らに声をかけました。
来月は島根で「あの人達」を口説いて来ます。
「靴と革のサミット」になるように!
キーホルダーの残りを縫う。次からはもっと細かいぞ!
T様初オーダーの410はドゥジェルマンのスポルト(オイル)レザーのボルドーで私達にとっても初カラーでした。
帰り際に橋本君に「いい革ですね〜」と足元を触られたT様は感激されていました!
土曜日は「イケメン強化デー」でした。次は21日です!
新潟のT様にお作りした415のチェルシーブーツです。遅くなってスミマセン!お待たせ致しました!
ご常連のH様のエドワードグリーンは14年前にご購入。修理で久し振りの対面です。
こんなモデルもあるよ!419のブラックカーフが出来上がりました。
414のレースアップブーツはドゥ・ジェルマンのスポルト(オイル)レザーのブラックで揃えました。雨にも雪にもウォーキングにも!
¥76,400(税抜き)
ご常連のT様のリザードとラティーゴのセミダブルベルトが出来上がりました。バックルはアーマッド・カーンのスターリングシルバーです。
この日もご夫婦で仲良くご来店でした。イイ靴、イイブーツ、イイ人!です。
金沢では金曜日の前夜祭から4日間、
「金沢ジャズストリート」が催され、
街中にジャズやブルースの音が響いていました。
私は土曜日の夕方にM.M.B.B.(モーニングムスコブルースバンド)の
香林坊109前のライブを楽しみ、
その後留守番をしてくれた藤江君とバイトのダイキと一緒に
バンドの打ち上げに参加して、「新天地」会場のライブにも皆で出掛けました。
それからリードギターの伊藤ちゃんとダイキともう一軒飲んでから
「もう少しギターが弾きたい。」という伊藤ちゃんとサボテン食堂に行き、
赤ワインでシメながら伊藤ちゃんと岩本ちゃんのギターを聴いていました。
「上手いだけじゃなくて、本当に好きなんだな〜。」
とその夜もしみじみ思う私でした。
その前日(金曜日)の夕方、地元の福井で
ジョン・ロブのアウトワーカー(底付け)を
請けている橋本君が来店しました。
彼は同郷の友人でギルド(浅草)の生徒の木下君と一緒で、
その夜は他の靴職人らと金沢で飲む予定だという事でした。
「誰か来るの?」と私が尋ねると「小関君と立野さんです。」
と言うので、
「僕も一緒にいい?」「え〜!もちろんです!」
とその夜は藤江君も一緒に皆で飲む事になりました。
橋本君と飲むのも初めてです。
小関君は「ヒロ・ヤナギマチ」で靴職人として勤めていて、
金沢が地元の彼は昔何度か店に来た事がありました。
お父さんには安藤製靴のKOKONオリジナルを御購入頂いていました。
立野さん(女性)は地元金沢で靴工房を開いていて、
7月末初めてKOKONに来店されました。
その時はラストが入った自作のボタンブーツを私に見せて下さり、
ライニング革についての相談を受けたので、
私は彼女の作品に合いそうな革とその仕入れ問屋の担当を紹介しました。
8月の東京ミーティングから戻ると彼女から
丁寧なペン書きされた御礼のハガキが届き、
「誠実な女性(ひと)だな〜」と感じたのを憶えています。
橋本君はロブの仕事の仕上げ用に江戸屋の山羊毛ブラシを買って、
「(飲みに行く)場所が決まったら連絡します。」と木下君と出掛けました。
集合場所は老舗のスペイン料理店で私も昔何度か行った店でした。
店には立野さんも来ていて、その後小関君も現れました。
皆ウチの店以外で会うのが(それも飲み会で)初めてで、
お互いにちょっと照れていましたが
飲み始めるとお互いの質問や靴話に一気にほぐれました。
特に小関君と藤江君は何やらずっと話し込んでいました。
立野さんはおすすめのライニング革で
オーダー靴を作ったのが良かったということや、
橋本君の紹介で今月末からロンドンのジェイソン(エムズベリー)の所に
レクチャーを受けに行く事などを話してくれました。
橋本君には以前高野がイギリスに行った時も、
とてもお世話になっていましたが、
その世話好きに「やるな〜!」と感心する私でした。
2次会に私は皆をサボテン食堂に誘い、
小関君、橋本君、木下君が参加しました。
皆それぞれに職人環境や芸術性の探求など、
将来(未来)への想いを語り、私も熱く聞き、話しました。
それはとても楽しい時間でした。
左から、小関君、私、橋本君、木下君。
帰りの夜道は4人で話をしながら歩きました。
生き物の皮をいただいて加工される革。
その革の力、加工された革製品が人の助けや力となる為の加工に
私はこだわりを持ちます。
人にとって「その力」の影響がどうか善い物になるように、
この若き職人たちの未来が素晴らしい仕事に向かって行く事を願います。
*1次会の店は「KOKON15周年パーティー」を行った
柿の木畠の界隈にありました。
来年の秋に予定している「20周年パーティー」に
「皆で靴サミットをしよう!」
と外に出てから橋本君らに声をかけました。
来月は島根で「あの人達」を口説いて来ます。
「靴と革のサミット」になるように!
¥76,400(税抜き)
by kokon-y
| 2014-09-16 17:17
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