2014年 06月 09日
ミーティング、革入荷、梅雨入り |
6月3日、バッハさんにコーヒー大作戦の盛況の報告をして、
ジョーワークスにも立ち寄りました。
ミーティングではオーダーの伝達に熱を入れた他に、
革話が中心になりました。
特に先日アバンティからお客様のイルチアスエード靴のつま先の中底の汗が引かず、そのうちカビが生えて来たと連絡があった事に皆の意見を聞きました。
まず私が創業時に扱っていたアメリカ製の靴に履き始めの頃にカビ生えが多かった事を言うと、ジェームスがすぐに同調しました。
イギリスの主なメーカーの靴と比べて中底革も表底革も強く、硬いタンニン加工の締まりは無く、とても足慣れしやすいのに丈夫な靴でした。
特に湿気の高い北陸では中底とコバによくカビが生えたのを憶えています。(しかし私はバクテリアも喜ぶ美味しい革」だと手入れをしながらお客様に伝えていたと思います。
ジェームスも自分達はあまり硬い中底革は使っていないと言う事でした。
色も少し白い感じです。
そしてアッパーのイルチアのスエードの厚さです。
高野が「そういえばHさんがイルチア暖かいって言っていましたよ。と知らせてくれました。
そうなんです。私も履いていますが、秋冬は足を入れた時にすぐに暖かくてホッとするのです。私達は一番厚い2㎜の、しかも銀面の付いたスエードを使用しています。(通常は1㎜から1.4㍉)つま先はそれに先芯とヌメ革ライニングがプラスされ寄せ集められて縫い締め、ラストのフィット効果もあり、密封状態になります。
汗も出るんでしょうね。
お客様は「中底の汗がなかなか引かない」
のと「そのうちカビが生えてしまった」ことを気がかりにされているので、
私はまず木曜にアバンティから届いたその靴をチェックしてカビ除去とカビ止めをクリーナーで行っています。
その後、レポートを書いて、靴と一緒にアバンティに送るつもりです。
ちなみに高野の言ったHさんはクレマチスの教室に通う「コードバンの艶を愛する男H様です。
皆で考えてもらって本当に良かったです。
靴の良い状態は大事ですが、履いている人が快適であること(そうでないこと)を大切にしたいと思います。
6月5日フランスのドゥジェルマンからオイルレザーが届きました。
この革の厚さ2㎜あります。そして柔らかい白ヌメも出来上がりました。
最近はヨーロッパでは植物なめし革など、オーガニック加工の革が多く、高温多湿のこの時期は大変へたりやすいので、連続使用をせず必ずシューツリーを入れておきたいですね。
北陸も梅雨入りしましたし、私も気を付けよ〜。
そうそうイイ感じ。笑ってね!
アバンティの416だ!
これ全部412に。
S様の411だ!
釣り込んだ412。わくわく。
フランスから革届く。
初めて入荷のオイル・ボルドー。
オイル・ブラウンもイイ革です。
ベルギーのレディースもこの革。
ダークブラウンも入荷。
布のように柔らかい白ヌメ入荷!
ジョーワークスにも立ち寄りました。
ミーティングではオーダーの伝達に熱を入れた他に、
革話が中心になりました。
特に先日アバンティからお客様のイルチアスエード靴のつま先の中底の汗が引かず、そのうちカビが生えて来たと連絡があった事に皆の意見を聞きました。
まず私が創業時に扱っていたアメリカ製の靴に履き始めの頃にカビ生えが多かった事を言うと、ジェームスがすぐに同調しました。
イギリスの主なメーカーの靴と比べて中底革も表底革も強く、硬いタンニン加工の締まりは無く、とても足慣れしやすいのに丈夫な靴でした。
特に湿気の高い北陸では中底とコバによくカビが生えたのを憶えています。(しかし私はバクテリアも喜ぶ美味しい革」だと手入れをしながらお客様に伝えていたと思います。
ジェームスも自分達はあまり硬い中底革は使っていないと言う事でした。
色も少し白い感じです。
そしてアッパーのイルチアのスエードの厚さです。
高野が「そういえばHさんがイルチア暖かいって言っていましたよ。と知らせてくれました。
そうなんです。私も履いていますが、秋冬は足を入れた時にすぐに暖かくてホッとするのです。私達は一番厚い2㎜の、しかも銀面の付いたスエードを使用しています。(通常は1㎜から1.4㍉)つま先はそれに先芯とヌメ革ライニングがプラスされ寄せ集められて縫い締め、ラストのフィット効果もあり、密封状態になります。
汗も出るんでしょうね。
お客様は「中底の汗がなかなか引かない」
のと「そのうちカビが生えてしまった」ことを気がかりにされているので、
私はまず木曜にアバンティから届いたその靴をチェックしてカビ除去とカビ止めをクリーナーで行っています。
その後、レポートを書いて、靴と一緒にアバンティに送るつもりです。
ちなみに高野の言ったHさんはクレマチスの教室に通う「コードバンの艶を愛する男H様です。
皆で考えてもらって本当に良かったです。
靴の良い状態は大事ですが、履いている人が快適であること(そうでないこと)を大切にしたいと思います。
6月5日フランスのドゥジェルマンからオイルレザーが届きました。
この革の厚さ2㎜あります。そして柔らかい白ヌメも出来上がりました。
最近はヨーロッパでは植物なめし革など、オーガニック加工の革が多く、高温多湿のこの時期は大変へたりやすいので、連続使用をせず必ずシューツリーを入れておきたいですね。
北陸も梅雨入りしましたし、私も気を付けよ〜。
by kokon-y
| 2014-06-09 17:27
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