2013年 12月 30日
愛しい 人、人、人。。。 |
年の暮れ、深々と積もる冬に恵まれる事無く、本当に楽です。
(でも、いまいちピンと来ないのですが)
店の中で音楽を止めるととても静かですね。
向いのタフタも休みで、通りに歩く人はほとんどいません。
このブログを今年の〆に致します。
10月の第3土曜日、私は昼頃に広島駅から島根の益田行きのバスに乗りました。
今年もレフティー見国さん達と熊本のカントリーゴールドに出掛ける為です。
毎年、新山口から「スーパーおき」で益田へ行くのが、
今年は線路が不通のため、この経由になりました。
バスは駅前から街中を通り山道へと進んでゆきます。
途中、私は想いを胸にキョロキョロしながら車窓を注視しました。
そして「あっ!」
私はバスが橋を渡るその時に向こうに原爆ドームを見つけました。
そのままバスが進んで他のポイントからも見る事が出来ました。
原爆ドームをのぞむ。当然の存在。。。いや、それは違う。
新幹線からいつも見ることが出来なかった原爆ドーム。
私は今日見られるのではと心に想っていたのでした。
それは「見ておかなければならないもの」と私の魂が求めていた物でしたが、
私にはその理由が何となく解っていました。
バスが山をどんどん上がってゆき、ある停留所に止まりました。
そして1人の女性がバスを降りようとした時、私は茂みの向こうの車から1人の少年が走って来るのに気がつきました。
すると、歳は8歳くらいで丸首のセーターを着た坊主頭の彼は突然私の視界から消えました。
そして再び現れた彼は足を引きずっていました。
思いっきり転んだのでした。
再びこちらのしげみに隠れた彼は、今度はお母さんらしいバスを降りた女性に肩を抱かれながらしげみから現れ、2人は向こうの車に向かって歩いて行きました。
バスが発車してからも私はその光景が頭に残り、その子やお母さんの気持ちを考えました。
「今日はバスで良かったなあ。」と心で思いました。
益田に到着してレフティージュニアのヨウちゃんの車でまず彼の家に連れて行かれました。
そして彼ら夫婦の長男、レフティさんの初孫のハルキちゃんとご対面しました。
ハルキちゃんは博多人形のような白い肌にクリクリの美しい目をしていました。
玄関には私が贈った「加賀獅子」が飾ってありました。
島根の川は美しい。
ハルキちゃんと初対面!かわいい!!
その夜、レフティーさん親子と私と、何度も顔を合わせているヒロセさん(見国さんのクラフト教室に入り、凄いカーヴィング技術の持ち主)の4人で熊本へ向かい、翌日のカントリーゴールドを楽しみました。
男4人、大人の遠足でした。
ひさしぶり!
益田に月曜日に戻り、火曜日はヘッドナイフの研ぎ方等のレクチャーを受けたり、私はまたもや革の世界に浸っていました。
翌日の朝は隣町の浜田市からバスで帰る予定になっていました。
夕方5時頃に皆が作業テーブルの上を片付けだし、何かの準備に向かって動き出しました。
そしてどんどん人が集まり、仕出しのオードブルが届き、慌ただしくなりました。
ヒロセさんと奥さんも到着。ヨウちゃんの奥さんとハルキちゃんも駆けつけました。
「ココンさんが明日帰るからパーティーじゃ!」
と見国さんは言い、いつもバーベキューに集まる仲間に私を紹介してくれました。
ヒロセさんは釣期の終わった後の、大事なとっておきの鮎をたくさん持って来て焼いて食べさせてくれました。
ヒロセさんありがとう!
集まりました!
おじいちゃん、、、ちょっと。。。お母さんが心配してるよ。
ノンアルコールでもハルキちゃんはダメよ!
いや〜楽しい!でもそろそろハルキちゃんは。。。
ヒロセさん夫婦にミッちゃん
また前日が誕生日だったヒロセさんの奥さんに皆(見国さん?)がバースデーケーキを用意していて、「いつも何もしないし。。。」と照れる奥さんをお祝いしました。
お誕生日おめでとう!
わ〜い!また来年ね!!
私は勿論しゃべり続け、飲み続け、食べ続け、笑いっぱなしでした。(心と身体の連動か!?)
私は10年前、2度目の益田訪問の時に遠慮しながら見国さん尋ねた時の事を皆に話しました。
「大阪や東京にどうして出ないの?」
「田舎は人がエエけん。。。」
そして、今思う私の物づくりと人との関係についても話したと思います。
酔っぱらってなんだかわからなくなったのは言うまでもありません。。。
今年も新潟の皆さん、島根の皆さん、お客様の皆さん、ジェームス、高野、常世田、川村さん、涌井君、、、、そして家族、たくさんの人人人、、、に元気を頂きながら私は(私の仕事、店も)生きて来られました。
今日のブログの事をずっと前から考え、「人々」「人達」と表現出来ず、
「人、人、人、人、人。。。」と思いました。
それはこれからも変わる事は無いでしょう。
良い年をお重ね下さいませ。
来年も宜しくお願い申し上げます!
(でも、いまいちピンと来ないのですが)
店の中で音楽を止めるととても静かですね。
向いのタフタも休みで、通りに歩く人はほとんどいません。
このブログを今年の〆に致します。
10月の第3土曜日、私は昼頃に広島駅から島根の益田行きのバスに乗りました。
今年もレフティー見国さん達と熊本のカントリーゴールドに出掛ける為です。
毎年、新山口から「スーパーおき」で益田へ行くのが、
今年は線路が不通のため、この経由になりました。
バスは駅前から街中を通り山道へと進んでゆきます。
途中、私は想いを胸にキョロキョロしながら車窓を注視しました。
そして「あっ!」
私はバスが橋を渡るその時に向こうに原爆ドームを見つけました。
そのままバスが進んで他のポイントからも見る事が出来ました。
原爆ドームをのぞむ。当然の存在。。。いや、それは違う。
新幹線からいつも見ることが出来なかった原爆ドーム。
私は今日見られるのではと心に想っていたのでした。
それは「見ておかなければならないもの」と私の魂が求めていた物でしたが、
私にはその理由が何となく解っていました。
バスが山をどんどん上がってゆき、ある停留所に止まりました。
そして1人の女性がバスを降りようとした時、私は茂みの向こうの車から1人の少年が走って来るのに気がつきました。
すると、歳は8歳くらいで丸首のセーターを着た坊主頭の彼は突然私の視界から消えました。
そして再び現れた彼は足を引きずっていました。
思いっきり転んだのでした。
再びこちらのしげみに隠れた彼は、今度はお母さんらしいバスを降りた女性に肩を抱かれながらしげみから現れ、2人は向こうの車に向かって歩いて行きました。
バスが発車してからも私はその光景が頭に残り、その子やお母さんの気持ちを考えました。
「今日はバスで良かったなあ。」と心で思いました。
益田に到着してレフティージュニアのヨウちゃんの車でまず彼の家に連れて行かれました。
そして彼ら夫婦の長男、レフティさんの初孫のハルキちゃんとご対面しました。
ハルキちゃんは博多人形のような白い肌にクリクリの美しい目をしていました。
玄関には私が贈った「加賀獅子」が飾ってありました。
その夜、レフティーさん親子と私と、何度も顔を合わせているヒロセさん(見国さんのクラフト教室に入り、凄いカーヴィング技術の持ち主)の4人で熊本へ向かい、翌日のカントリーゴールドを楽しみました。
男4人、大人の遠足でした。
益田に月曜日に戻り、火曜日はヘッドナイフの研ぎ方等のレクチャーを受けたり、私はまたもや革の世界に浸っていました。
翌日の朝は隣町の浜田市からバスで帰る予定になっていました。
夕方5時頃に皆が作業テーブルの上を片付けだし、何かの準備に向かって動き出しました。
そしてどんどん人が集まり、仕出しのオードブルが届き、慌ただしくなりました。
ヒロセさんと奥さんも到着。ヨウちゃんの奥さんとハルキちゃんも駆けつけました。
「ココンさんが明日帰るからパーティーじゃ!」
と見国さんは言い、いつもバーベキューに集まる仲間に私を紹介してくれました。
ヒロセさんは釣期の終わった後の、大事なとっておきの鮎をたくさん持って来て焼いて食べさせてくれました。
また前日が誕生日だったヒロセさんの奥さんに皆(見国さん?)がバースデーケーキを用意していて、「いつも何もしないし。。。」と照れる奥さんをお祝いしました。
私は勿論しゃべり続け、飲み続け、食べ続け、笑いっぱなしでした。(心と身体の連動か!?)
私は10年前、2度目の益田訪問の時に遠慮しながら見国さん尋ねた時の事を皆に話しました。
「大阪や東京にどうして出ないの?」
「田舎は人がエエけん。。。」
そして、今思う私の物づくりと人との関係についても話したと思います。
酔っぱらってなんだかわからなくなったのは言うまでもありません。。。
今年も新潟の皆さん、島根の皆さん、お客様の皆さん、ジェームス、高野、常世田、川村さん、涌井君、、、、そして家族、たくさんの人人人、、、に元気を頂きながら私は(私の仕事、店も)生きて来られました。
今日のブログの事をずっと前から考え、「人々」「人達」と表現出来ず、
「人、人、人、人、人。。。」と思いました。
それはこれからも変わる事は無いでしょう。
良い年をお重ね下さいませ。
来年も宜しくお願い申し上げます!
by kokon-y
| 2013-12-30 16:53
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