2013年 11月 22日
一生の仕事 |
木曜の夕方、富山(黒部)のH様から電話がありました。
「フィット感も良く、羽根も閉じ切らず、イイ感じです。」とお送りしたコードバンの424を履かれながら、調整についてご感想を頂きました。
こんな時はいつも気持ちが充実しますね。
キャッチボールが出来た、キャッチボールをして下さった、、、。
この日は勤めていた靴屋時代からのお付き合いのK様(女性)がベルギーのチェルシーブーツ、SHARONのオールソールを依頼に来店されました。
ラギットソール(ビブラム)のヒール部が摩耗しているけど全体の溝はまだ深く残っていました。
ヒールだけを直そうかと思ったとき、ゴムの色を見て経年による劣化から底割れしたらヒール修理が無駄になる可能性を考えて、職人のNさんに見てもらう事でK様に了解を得ました。
K様は最近販売の仕事に転職されたそうで、日々勉強していらっしゃるのでした。
「K様頑張って下さい!」
この日は他に松本のN様のHolyhead.K.を仕上げ、Mさんの修理したチェルシーブーツのケアを仕上げました。
Mさんは9月末に久し振りに来店され、このブーツとアレンエドモンドのブーツ修理を依頼されました。
どちらもKOKONで販売したものです。
特にチェルシーブーツはKOKONのセントラル靴製のオリジナルの最初に製作した物で、他にチャッカーと411のような3アイレットプレントゥをカンゴタバックオーストリッチとブラックオーストリッチで作りました。
最初の製作がオーストリッチなんてすごいでしょ!
「これ、大丈夫ですか、、、?」と恐る恐るブーツを見せるMさんに「いや〜懐かしいな〜。大丈夫だよ!」とオールソールにサイドゴアの全て(4カ所)を取り替えてメリーソールをする内容で了解を得ました。
仕上がったブーツを撮影しながらMさんの喜ぶ顔が浮かび、「一生、、、いや永遠にこの仕事をするんだろうな〜」と思いました。
アバンティの川村さんは来月のクリスマスイブに5年が経ち、クリスマスから6年目に入ります。
涌井君は横浜の元町の近くの例の物件に自分の仕事場を決めました。
多分、来年の2月頃のオープンを私達皆で支えて行く事になります。
皆がそれぞれの一生を、生活を通じた関わり合い、仕事がある限り、それは絶える事がないと私は確信しています。
私と川村さんは50代で沸く院君は30代です。
若い世代と繋がって行く事で、広まって行く事で、いつの日か歴史になり、永遠になる事を私はいつか西の空で笑いながら確かめたいと思います。
あと40年はやれるな。
約16年前に製作したセントラル製のKOKONオリジナル第1号。
カンゴタバックとブラックの2色のオーストリッチ企画、またサイズも6インチ、6インチハーフ、7インチと超マニアックなレンジ!
サイドゴアを全て(4カ所)換え、オールソール、メリーソールしました。
磨きはもちろん私です!
「フィット感も良く、羽根も閉じ切らず、イイ感じです。」とお送りしたコードバンの424を履かれながら、調整についてご感想を頂きました。
こんな時はいつも気持ちが充実しますね。
キャッチボールが出来た、キャッチボールをして下さった、、、。
この日は勤めていた靴屋時代からのお付き合いのK様(女性)がベルギーのチェルシーブーツ、SHARONのオールソールを依頼に来店されました。
ラギットソール(ビブラム)のヒール部が摩耗しているけど全体の溝はまだ深く残っていました。
ヒールだけを直そうかと思ったとき、ゴムの色を見て経年による劣化から底割れしたらヒール修理が無駄になる可能性を考えて、職人のNさんに見てもらう事でK様に了解を得ました。
K様は最近販売の仕事に転職されたそうで、日々勉強していらっしゃるのでした。
「K様頑張って下さい!」
この日は他に松本のN様のHolyhead.K.を仕上げ、Mさんの修理したチェルシーブーツのケアを仕上げました。
Mさんは9月末に久し振りに来店され、このブーツとアレンエドモンドのブーツ修理を依頼されました。
どちらもKOKONで販売したものです。
特にチェルシーブーツはKOKONのセントラル靴製のオリジナルの最初に製作した物で、他にチャッカーと411のような3アイレットプレントゥをカンゴタバックオーストリッチとブラックオーストリッチで作りました。
最初の製作がオーストリッチなんてすごいでしょ!
「これ、大丈夫ですか、、、?」と恐る恐るブーツを見せるMさんに「いや〜懐かしいな〜。大丈夫だよ!」とオールソールにサイドゴアの全て(4カ所)を取り替えてメリーソールをする内容で了解を得ました。
仕上がったブーツを撮影しながらMさんの喜ぶ顔が浮かび、「一生、、、いや永遠にこの仕事をするんだろうな〜」と思いました。
アバンティの川村さんは来月のクリスマスイブに5年が経ち、クリスマスから6年目に入ります。
涌井君は横浜の元町の近くの例の物件に自分の仕事場を決めました。
多分、来年の2月頃のオープンを私達皆で支えて行く事になります。
皆がそれぞれの一生を、生活を通じた関わり合い、仕事がある限り、それは絶える事がないと私は確信しています。
私と川村さんは50代で沸く院君は30代です。
若い世代と繋がって行く事で、広まって行く事で、いつの日か歴史になり、永遠になる事を私はいつか西の空で笑いながら確かめたいと思います。
あと40年はやれるな。
カンゴタバックとブラックの2色のオーストリッチ企画、またサイズも6インチ、6インチハーフ、7インチと超マニアックなレンジ!
磨きはもちろん私です!
by kokon-y
| 2013-11-22 16:49
| Repair